現在の位置: ホーム > 健康なニュース > ビタミン > ビタミンと疾病予防

ビタミンと疾病予防

人間が生きていくのに必要な五大栄養素のひとつがビタミン。ビタミンCが不足して起きる壊血病、B1が不足すると脚気、Dの不足はくる病など、食生活におけるビタミンの重要性はよく知られている。そのビタミンが生活習慣病との関係で最近見直されている。日本ビタミン学会評議員の吉川敏一京都府立医科大学第一内科助教授に、ビタミンと疾病予防との関係について聞いた。

Q.最近ビタミンが見直されていますが?

A.ビタミンはさまざまな生理作用を持っています。その生理作用が十分に得られないと欠乏症が起こります。一方、ビタミンを摂取し続けると生理作用にはとどまらない効果を及ぼすことが少なくありありません。こうした作用を薬理作用と呼んでいます。ビタミンの研究は、かつては欠乏症の学問でしたが、最近では、意識的に多く摂取して病気を予防、治療をすることが注目されています。ビタミンの秘めたる効果を利用して、がんや脳卒中、心臓病、動脈硬化などの生活習慣病やからだの老化を防ぐことなどに役立てようという研究が活発になっています。なかでも脚光を浴びているのがその抗酸化作用です。

Q.抗酸化作用とは?

A.私たち生物は酸素なしには生きていけないのですが、それがからだに取り込まれて悪玉酸素ともいうべき活性酸素に変化するのです。それが、その毒性で細胞膜を壊し、脂質やたんぱく質を変性させ、DNAに傷を与えるなどして、がんや動脈硬化などの生活習慣病の原因となっていることがわかってきました。この活性酸素の障害からからだを守るビタミンが、ビタミンCとE、β-カロチンの3つで、これらを抗酸化ビタミンと呼んでいます。
 だから人間は酸素の毒性から逃れることはできません。酸素の毒性からいかに防御していくかがかぎなのです。活性酸素は酸素の毒性がより強力になったもので、スーパーオキシド、過酸化水素、ヒドロキシラジカル、一重項酸素の4種があります。活性酸素のほかにフリーラジカルという物質があり、これは対になっていない電子を持っていて不安定なので、他の分子から電子を奪って、つまり酸化して、安定化しようとする物質です。フリーラジカルには活性酸素のスーパーオキシドやヒドロキシラジカルのほかに、脂質ラジカル、脂質ペルオキシルラジカル、一酸化窒素などがあります。

Q.どのような時に活性酸素やラジカルが発生するのですか?

A.胃炎や関節炎などの炎症は、血液中の好中球やマクロファージが本来は細菌などの病原体を殺傷するための活性酸素を大量に放出することで起きるのです。また、紫外線や放射線などが体内に入ると、活性酸素が産生されます。そのほかに心筋梗塞などで虚血した後に血液が再灌流する時にも大量の活性酸素が出ます。タバコの煙の中にはたくさんのラジカルがあるし、排気ガスや農薬の中にもあります。
 これらの活性酸素やフリーラジカルを消去する物質が抗酸化物質で、抗酸化作用がある酵素としては、スーパーオキシドを消去するスーパーオキシドジムスターゼ(SOD)や過酸化水素を消去するカタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどがあります。また酵素以外に、さきほどの抗酸化ビタミンなどがあります。

Q.生活習慣病と酸化ストレスとビタミンとの関係は?

A.日本人の死因の2位が脳卒中で、3位が心臓病ですが、心筋梗塞と脳梗塞を合わせた虚血性疾患の死亡数は1位のがんを上回ります。これらの虚血性疾患を起こす動脈硬化は、がんよりもむしろ恐ろしい病気といえるかもしれません。動脈硬化の原因としてコレステロールがあげられます。コレステロールはからだの細胞を構成するのに必要な物質なのですが、油なので血液にとけません。だから、LDL(低比重リポタンパク)やHDL(高比重リポタンパク)に乗せられて運ばれます。HDLは善玉、LDLは悪玉と考えられてきましたが、これが最近の研究で、LDL自体はさほど悪くないが、それが活性酸素によって変性LDLとなり、それをマクロファージが取り込んで泡沫細胞となって動脈壁に沈着することで動脈硬化となることが分かってきました。
 米国人医療従事者の男性39910人の調査結果では、ビタミンEを服用している人は、1回目の心臓発作を起こすリスクが40%低いことが分かりました。英国で行われた臨床実験でも、1回目の心臓発作を起こした患者約2000人にビタミンEを1日800ミリグラム、1000日間投与したところ、2回目の発作を起こす確率が77%減少しました。つまり、コレステロールが多くてもビタミンEなどの抗酸化物質を多くとっていれば動脈硬化になりにくいということです。
 また、糖尿病はその合併症が怖いのですが、そのほとんどが血管の病気です。血糖値のコントロールが悪いと、糖化たんぱくが増え、その過程で活性酸素が発生すると同時に、SODなどの酵素も糖化されてその抗酸化作用を失います。このような活性酸素が亢進した状態が続くと毛細血管がボロボロとなり、糖尿病性腎症や糖尿病性網膜症などを併発し、冠動脈や脳動脈の動脈硬化が進むと心臓病や脳卒中を発症することになります。合併症の予防にはラジカルの消去が必要なのです。

Q.がんや痴ほうにも関係しているのですね?

発がんにはイニシエーション(開始)、プロモーション(促進)、プログレッション(悪性化)の3段階を経て進行します。発がん物質のほとんどが、さまざまな手段で活性酸素を発生させてDNAに損傷を与え、細胞膜の働きを変化させ、悪性度を増すといったがん化の3つの過程を進行させます。このように活性酸素の産生ががんを引き起こす元凶であれば、抗酸化ビタミンによってがんは予防できるはずです。
 例えば中国の河南省林県は胃がんや食道がんが多い地域として知られていますが、その林県に住む40歳から69歳の約3万人を対象に5年間以上かけて行われた調査によると、β-カロチン15ミリグラム、ビタミンE30ミリグラム、セレン50マイクログラムを毎日とったグループは、とらなかったグループより、がんでの死亡率が13%低く、特に胃がんの死亡率は21%も低く抑えられたのです。
 また、アルツハイマーでも活性酸素が関係しているといわれています。米国で341人のアルツハイマー病患者に1日200ミリグラムのビタミンEを投与したところ、病気の進行が遅くなったという結果があります。病気は、活性酸素とラジカルの傷害と抗酸化物質とのバランスで引き起こされるのです。

Q.抗酸化物質を含む食品とは?

A.抗酸化物質の主役はなんといってもビタミンですが、植物にはビタミン以外にも抗酸化物質がたくさん含まれています。最近話題になっている、赤ワインや緑茶、そしてニンニク、タマネギなどのユリ科の植物、キャベツ、カリフラワーなどのアブラナ科、大豆、甘草、コショウ、ゴマなどにはそのような抗酸化物質が含まれています。

中国漢方通販:  www.levitramall.com   2008-04-23
レビトラ levitra 20mg x 4錠
レビトラ levitra 20mg x 4錠
販売価格 : 1500円 (税込)
レビトラ(Levitra)はバイアグラの欠点を解消するさまざまなメリットを持っており、世界100ヶ国...
レビトラ levitra 20mg x 30錠
レビトラ levitra 20mg x 30錠
販売価格 : 8000円 (税込)
レビトラ(levitra)は、日本においては、ED治療薬として世界的に有名な,ED治療,勃起不全,精...