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生活習慣病とは?

最近、よく耳にするようになった「生活習慣病」というのは、いったいどのような病気なのか。 「生活習慣病をめぐるQ&A」の連載を開始するにあたって、従来の「成人病」ではなく「生活習慣病」という名称を導入することを具申した厚生省公衆衛生審議会の会長、大谷藤郎氏(国際医療福祉大学学長、財団法人藤楓協会理事長)に聞いてみた。


成人病との違い  

まず成人病とは何か。成人病というのは成年に達した時に出てくる病気のこと。脳卒中、がん、心臓病の「三大成人病」のほか、その元になる糖尿病や高血圧性疾患なども含めて、成人病と呼んでいる。 

第二次大戦後の10年くらい、急性伝染病や結核、乳児の死亡率などが高かったが、政府の政策が功を奏して、それらが急激に減り、死亡率も低くなっていった。ところが昭和30年代になって、経済状態がよくなるにつれて成人病疾患が増え、それらを一括して対策をたてる必要が生じた。そのために厚生省が行政的な用語として「成人病」という言葉を使い、それが医学にも使われるようになって、だんだん浸透して、現在では子供のとか高血圧に対しても「小児成人病」といった奇妙な使われ方をするまでになっている。 

しかしこの数10年間、研究者の調査や諸外国との比較研究により、それらの病気が単なる加齢現象というよりも、長年にわたる本人の生活習慣のゆがみが積み重なって起こる疾患、という意味合いが強いことが明らかになってきた。食生活や運動習慣、睡眠、喫煙、飲酒などの生活習慣が不適切であるために引き起こされることが多いわけで、遺伝も関係するが、本人が自律的、道徳的な気持をもって正しい生活習慣を守ることで、これらの病気をある程度制御できる。 

その例としては、食習慣(インスリン非依存糖尿病、大腸がん、肥満、高脂血症、循環器疾患、歯周病など)、運動習慣(糖尿病、、高脂血症、高血圧症など)、喫煙(肺扁扁平上皮がん、先天性のもの以外の循環器疾患、慢性気管支炎、肺気腫、歯周病、虚血性心疾患など)、飲酒(アルコール性肝疾患)などが挙げられる。 

それに対して難聴、老眼など、主な原因が加齢のみによって起こり、人為的に予防不可能であるものは生活習慣病と呼ぶべきではない。従って、加齢だけが原因のように響く成人病という呼び方ではなく、原因そのものを象徴する生活習慣病としたほうが、病気の原因が認識されやすく、予防にも結びつくという考え方になってきた。 

生活習慣病元年  

厚生省の公衆衛生審議会では議論を重ねた末に、昨年12月に厚生大臣にその旨を意見具申し、今後、国は生活習慣病という呼称を採用し、普及させていくことになった。例えば、全国的に実施される「成人病予防週間」なども「生活習慣病予防週間」という呼び方に変わる。その意味で、今年はまさに生活習慣病元年ということになる。 

個人にとっても、社会全体にとっても、生活習慣病は、質的にも量的にも一般に考えられている以上に大きなダメージを与える。だれか一人でも発病した場合に、本人の人生へのダメージや、家族がこうむる深刻な状況を想像してみるとよい。幸いにして死に至らない場合でも、寝たきりや痴呆の原因となる。 

医療や経済の観点でも、医療費のなかで、三大成人病をはじめ糖尿病や高血圧疾患の占める割合が何兆円という規模になっている。医療の大部分はいまや成人病ということからも、生活習慣をきちんとすれば、億単位の財源の削減にもなる。 

若いころからの健康管理が重要  

生活習慣病は、本人の気づかないうちに慢性に進行し、しかも不可逆性であるから、病気に気づいてあわてて治療しようとしても修復がなかなか難しく、根気強く治療を続けないと病勢を停止させることさえ困難な場合が多い。 

それを解決する手段は、治療よりも予防、その予防も、子供のころから生活習慣を正すことが大切になってくる。 

近年、わが国は社会経済の向上とともに、物はあふれ、交通は便利になり、刺激的な文化が氾濫している。楽しいからといって夜更かししたり、近代文明社会の魔力におぼれていれば、いつか病気になってしまうのは避けられない。そうしたことは、飽食や偏食、運動不足、不規則な睡眠、生活リズムの狂い、喫煙、過度の飲酒など、さまざまなライフスタイルの乱れを生じやすく、成人病増加の原因となっている。 

正しい健康科学知識を  

成人病のことをドイツでは文明病と呼んでいるように、文明と成人病の関係は深いものがある。欧米の先進的な諸国では、、喫煙、飲酒などが横ばい、あるいは改善傾向にあるが、わが国では近年、若年者や女性の喫煙、飲酒などが増加傾向にあり、憂慮すべきものがある。 

それが、個人の信念としての趣味嗜好にもとづくというのならともかく、正しい健康科学知識の欠如やその無視、戦後の道徳的規範の喪失による意志の弱さに引きずられた結果であることが多く、それに対する社会の反省も努力も不足している。 

成人病を生活習慣病に変えることは、医学として原因的な表現に改め、成人病という身体的にも社会的にも負担の重い疾患群が、加齢といった個人の努力外の不可抗力的な自然現象のためではなく、道徳的自己責任に帰せられる不摂生な生活習慣という原因によるものが大きいことを明確にさせ、社会文明論的な視点からの問題提起でもあるといえる。

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